歴史と風格、名庭園が魅力の「竹林院群芳園」

歴史と風格、名庭園が魅力の「竹林院群芳園」

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  • 歴史の深さ!秀吉ゆかりの品などあり
  • 旅の気分を盛り上げる風格ある建物
  • 由緒正しい名庭園「群芳園」が目の前
  • 「古びている」ところもちらほら

アクセス&データ

宿泊プラン JTB

深い歴史がにじむ重厚な建物に、吉野ステイのワクワク感が盛り上がる「宿坊旅館」。「大和三名園」の1つが目の前、というゼイタク感も魅力です。

金峰山寺やみやげ物屋街がある吉野のメインエリアを過ぎた先、修験道の小さなお寺が集まる落ち着いたエリアにあります。静かでいいところですけど、歩いていくと手前に急坂があってなかなか大変。足の弱い人は、吉野駅からお迎えを頼んだほうがいいでしょう。車なら楽ですけど、竹林院群芳園あたりは道が狭いのと、シーズンには渋滞も覚悟が必要です。

竹林院群芳園は、もともとは「竹林院」というお寺の宿坊。竹林院自体は、なんと聖徳太子が開いたと言われる由緒あるお寺です。今は、建物はほとんどが宿で、お寺の建物といえば小さな本堂だけ。

歴史・風格・名庭園

竹林院群芳園のポイントは、歴史の深さと建物の風格。吉野の歴史ある宿によくあるように、西行法師や与謝野晶子など、有名な文人墨客が泊まったとか。狩野元信の屏風や、秀吉などのゆかりの品が展示してあったりするあたり、さすがです。建物にも由緒正しさが出ていて、吉野に風情ある和風旅館が多いなか、竹林院群芳園には他にはなかなかない「重厚さ」があります。

宿の名前のもとになった名庭園「群芳園」があるのも、この宿の価値です。大和三名園の1つで、千利休が作ったという、これまた由緒正しいお庭。庭園だけ見に来た人は入園料がかかりますけど、泊まった人はもちろん無料で見られるし、本館にあるお風呂「むささびの湯」では、お庭を眺めながらバスタイムを満喫できます。

「歴史を感じる建物」というと、風情はある一方「古びている」ともいえるわけです。竹林院群芳園の場合は、建物に入ると、歴史あるフンイキは大事にしながら、まあたらしくきれいになっているところが目につきます。歴史は生かしながら、それに頼りすぎないで新しさ・便利さも取り入れていく・・・・・・簡単なことじゃないでしょう。この姿勢はうれしくなりますね。

それでもやっぱり、「古びている」ところもちらほら。ふすまが傷んでいたり、エアコンがあまりきかなかったり・・・・・・といったところがあるのは惜しいですね。古い建物を維持していくのは大変なうえに、吉野の宿は全体的に人手不足なようで、手が行き届かないんじゃないでしょうか。「これも歴史の深さ」と心得て行ったほうがよさそうです。

旅の気分を盛りあげる、迫力ある建物に圧倒

竹林院群芳園に着くと、まず「山門」とその先にある建物に圧倒されます。どう見ても宿には見えません。風情も満点だし、なんか迫力ありますね。「ほんとに入っていいのかな?」という気分になりますけど、ここが正面玄関で、中にフロントがあります。旅の気分を盛り上げるために、宿の見た目って大事です。その点、吉野随一といっていいでしょう。

竹林院群芳園には、お庭の見える「むささびの湯」のほかにもう1つ大浴場があります。「かもしかの湯」といって、お風呂のまん中にかもしかが立っているのはおもしろいものの、景色も見えないし露天もありません。この2つの大浴場は夕朝で男女入れ替え制なんですけど、「落差」がありすぎるので、「かもしかの湯」に何かもうひと工夫あるといい気がしますね。

建物がかもし出す重厚な風格が魅力の竹林院群芳園。名庭園とあわせて、フンイキのよさはピカイチです。多少アクセスが不便でも、静かで環境のいいところに泊まりたい!という人には、まずおススメしたい宿です。

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アクセス&データ


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徒歩

近鉄吉野駅のりかえ(徒歩3分)
千本口駅からロープウェイで3分
吉野山駅からバスで7分
「竹林院前」下車徒歩1分
※桜の時期は、近鉄吉野駅からバスで20分
「中千本公園」下車徒歩5分

吉野山駅から徒歩30分

送迎

近鉄吉野駅から(予約制)

チェックイン
チェックアウト
15:00
10:00
お部屋タイプ 全室和室
お風呂 大浴場2つあり
(1つは露天風呂付き)
露天風呂付き客室あり
夕食 会席料理・鍋料理
朝食 和定食

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