新幹線割安利用法

新幹線割安利用法

新幹線に割安で乗る方法をご紹介。奈良への旅には新幹線を使うことが多いだけに、どうせ乗るなら割安な方法を使いたいところ。ここでそれぞれの特徴をチェックすれば、ワンランク上の「賢い旅人」になれるかも。

宿といっしょに手配するなら「フリープラン」

出発地 首都圏・中部・九州など(旅行会社や泊まる宿によって変わる)
特徴
  • 新幹線と宿をいっぺんに手配
  • 出発地~新幹線に乗る駅や、京都~奈良などもコミになる場合あり
  • 日にちや列車によって料金が大きく変動
デメリット
  • 途中下車不可
  • 1ヶ月以上先の場合、選んだ列車の席が取れるかどうか分からない
買い方 旅行会社のホームページなどから申し込む

往復の新幹線などJRと宿泊がセットになった、旅行会社が扱っているツアーの一種。新幹線だけを割安で乗る方法ではないですけど、条件によっては総額がけっこう割安になるし、新幹線と宿がいっぺんに手配できて便利です。

「ツアー」といっても、添乗員がいたり他の人といっしょに観光地を回るわけではなく、往復の列車と宿が決まっている以外は自由行動。日にちも自由に選べます。ただ、一応ツアーなので、途中下車できないなど多少の制限はあります。

フリープランに申し込むと、申し込み完了の段階で宿は取れますけど、新幹線の切符発売は1ヶ月前から。なので、1ヶ月以上先のフリープランに申し込む場合、希望した新幹線が満席で取れないこともありえます。混むシーズンや締切間近の申し込みには注意が必要です。

時間がかかっても安く乗るには「ぷらっとこだま」

出発地 東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋
特徴
  • 東海道新幹線の「こだま」限定
  • かなりの割引率
  • ツアー扱いだが、1人でも利用でき、前日まで申し込み可
  • キオスクで使える1ドリンク引換券つき
デメリット
  • 申し込み後の変更不可(キャンセルして申し込みなおす)
  • 普通の指定席特急券より繁忙期の割増幅大
  • 途中下車不可
  • 全部のこだまに乗れるわけではない
買い方
  • インターネット(e-ぷらっとネット)
  • 駅のJR東海ツアーズ支店
  • JTBのお店(一部を除く)

で申し込む

東海道新幹線の「こだま」にかなり割安で乗れます。こだまは各駅停車だし、各駅でのぞみやひかりに抜かれるので、当然新幹線にしては時間がかかります。それでも、多少時間がかかっても安く新幹線で移動したいなら、おトクな手段です。フリープランを除くと、東海道新幹線に一番安く乗れる手段、と言えるんじゃないでしょうか。

ぷらっとこだまも、JR東海ツアーズが扱うツアーの一種。途中下車不可・変更不可など制限もありますけど、1人でも使えて、前日まで申し込めるあたりは、柔軟で使いやすいです。

広島~広島から新大阪まで安く行くには「こだま指定席きっぷ」

出発地 広島~岡山
特徴
  • 山陽新幹線の「こだま」・岡山発の一部の「ひかり」限定
  • 2人以上が同じ区間・同じ列車に乗る場合のみ利用可能
  • 前日まで発売
  • 子供料金はどこからでも1,500円均一
  • 時期に関係なく料金一定
デメリット
  • 1人での利用不可
  • 購入後の変更不可(払い戻して買いなおす)
  • 途中下車不可
  • 京都までは行けない
買い方 駅のみどりの窓口で購入

山陽新幹線の「こだま」と、岡山~新大阪間に「こだま」が走っていない昼間の岡山発着「ひかり」(岡山~新大阪間各駅停車)限定で安く乗れるきっぷ。2人以上限定なので、1人旅に使えないのが残念ですけど、安いきっぷが少ない山陽新幹線だけに、条件さえ合えば利用価値ありです。特に子供料金は破格の安さで、大人も最大で4割くらい安くなるし、ハイシーズンにも変わらないのがうれしいですね。

各駅停車の新幹線を使うわけだし、昼間は岡山で1時間くらい乗りかえ待ちが必要だったりもして、時間はかかりますけど、それでもいいならおトクで賢い手段と言えます。

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