奈良市内仏像めぐりの旅

奈良市内仏像めぐりの旅

奈良公園周辺と西ノ京という、奈良市内の2大スポットをめぐって、「とにかく仏像をたくさん見よう!」というコース。奈良市内に絞ることで、1泊しかできなくても、比較的じっくり仏像鑑賞できるでしょう。

1日目

朝の新幹線に乗って、だいたい10時半くらいまでに京都か新大阪に着くようにします。東京なら8時台前半、博多なら7時台後半ののぞみに乗るといいでしょう。

京都でも大阪でも(大阪の場合、新大阪から大阪難波まで地下鉄で移動)、11時くらいまでの近鉄に乗れば、12時までには近鉄奈良に着くので、駅周辺でまずお昼にします。お昼が済んだら、宿かコインロッカーに荷物を預けて、興福寺へ。

興福寺には魅力的な建物も多いですけど、「仏像めぐりの旅」としては、国宝館見物に時間を使いたいところ。有名な阿修羅像をはじめ、興福寺の文化財の仏像はほとんどが国宝館にあります。

興福寺を見たら、次は奈良国立博物館へ移動。建物が2つあるなかで、「なら仏像館」を中心に見ましょう。名前のとおり仏像の宝庫。

最後は東大寺見物です。仏像を見られる主なスポットは、大仏殿・戒壇堂と、法華堂(三月堂)の仏像が移動している東大寺ミュージアムあたり。ただ、冬場(11月~2月)はどこも4時半終了なので、全部見ようとするとじっくり見られません。多くてもこのうち2つくらいにしておいた方がいいでしょう。

2日目

宿をチェックアウトしたら、まずは近鉄に乗って移動。大和西大寺で乗りかえて、西ノ京で降ります。西ノ京の見どころは薬師寺と唐招提寺の2ヶ所で、どっちから見てもいいですけど、ここでは薬師寺を先に見るプランにしました。

駅のすぐ近くに薬師寺の北門がありますけど、いったん線路を反対側に渡って歩いて、「正門」の南門から入るのがおすすめ。ザッと境内の眺めを楽しんで、仏像見物をはじめましょう。

薬師寺の仏像スポットは、金堂・東院堂・大講堂。特に、金堂の本尊・薬師三尊像と東院堂の聖観音像が見どころです。東院堂は回廊の外側にあるので、見落とし注意。

薬師寺を見おわったら、北門を出てまっすぐ歩いて唐招提寺へ向かいます。唐招提寺は、貴重な建物がたくさんあるなかで、仏像見物としては金堂がメイン。奈良時代の大きな仏像が3体あって、傑作だとか。他にも四天王像など国宝がいくつもあります。後ろにある講堂や、時間の許す範囲で新宝蔵(追加料金100円)も見れば、充実した仏像見物になるでしょう。

唐招提寺を見おわったら、お昼を食べておみやげショッピング。お店は多くないものの、お寺や駅のまわりなどにいくつかあります。

すべて済んだら、昼過ぎくらいに近鉄で移動開始。そうすれば、東京や博多でも夕方には着きます。帰りがもう少し遅くなってもいいなら、1日目の見どころ1ヶ所を2日目の朝に回すか、西ノ京をもっとのんびり見るのもいいですね。

「奈良市内仏像めぐりの旅」の宿なら

近鉄奈良エリア奈良公園エリアの宿が便利。

奈良公園観光には近鉄奈良駅が最寄りなのと、2日目の西ノ京への移動も近鉄なので、できるだけ近鉄奈良駅に近い宿が何かと便利です。春日ホテルなど近鉄奈良エリアの宿なら、奈良到着時に荷物を預けるのも、2日目の移動もスムーズ。奈良公園エリアの宿でも、近鉄奈良駅からそんなに遠くないところが多いです。

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