「古都奈良の文化財」

「古都奈良の文化財」

「古都奈良の文化財」には、東大寺や薬師寺など、修学旅行でおなじみの奈良市内のお寺や神社などが登録されています。大まかに3ヶ所に分かれているので、全部回ろうとするとけっこう時間がかかります。

どんなところ?

1998年、日本で9番目の世界遺産として登録されました。登録対象は、すべて平城京とその周辺にあたります。奈良に都があったことや、その時代の文化を証明している、というところが評価されたようです。

登録物件

エリアとしては、奈良公園周辺・平城宮跡・西ノ京の3ヶ所に分かれます。お寺・神社・遺跡のほかに、春日山原始林が含まれているのがユニーク。神様が住む山として厳重に保護されてきたことが、文化的な価値がある、と認められたんでしょうか。

平城宮跡は平城京の中心で、政府機関や皇居があったところ。薬師寺・唐招提寺のあたりは、平城京の町割りの名残りが残っているといわれます。東大寺・興福寺・元興寺は、奈良時代に大寺院だったお寺で、春日大社は、勢力を持っていた藤原氏の氏神。春日山原始林はその境内で、伐採や狩猟が禁止されてきました。

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