三笠焼き

三笠焼き

三笠焼きは、奈良名物にまで登りつめた「ジャンボ高級どら焼き」。大きさといい、名前の由来といい、話のネタになるお土産をお探しなら要チェックです。

三笠焼きとは?

三笠焼きは、ひとことで言えば「関西版どら焼き」です。薄いカステラ生地にあんこが挟まった、あのどら焼き。もともと関西では、どら焼きのことを三笠焼きと呼んだりします。地域で名前が変わる例ですけど、なんとなく印象まで変わってきますね。

でも、「なんだ、ただのどら焼きか」とあなどるなかれ。直径なんと16センチ!1人で食べちゃうのは気がひけるくらいの大きさです。お値段が500~600円くらいするというのも、また気がひけますね。そのかわり、「奈良名物」の仲間入りをしているだけあって、そこらのどら焼きより「上質」な印象。甘さ控えめで上品な味わいです。

お店によっていろいろ

三笠焼きを買えるお店は、奈良中心部の東向通りや三条通りでいくつか見かけます。お店によって、ラインナップやお値段はいろいろ。1,000円くらいする高級三笠を売っていたり、意外にも普通サイズのお手頃三笠があったり、ひとくちに三笠焼きといってもバリエーションがあります。買う前にいろいろ見くらべてみたいですね。

奈良らしいネーミング

三笠焼きがいつどこでできたのかは、奈良発祥かどうかも含めて、よく分かりません。でも、名前の由来が、奈良の若草山=三笠山なことはほぼ確実。有名な文明堂が、どら焼きに「三笠山」と名付けてから、三笠焼きと呼ばれるようになった・・・・・・という説もあるようです。ともかく、奈良名物になる以外にないネーミングですね。

ある意味、いちばん「名物らしくない」奈良名物、三笠焼き。でも、その大きさとネーミングは、「話のネタになる」というお土産の大事な役割を、見事に果たしてくれること、まちがいなしです。

Copyright(c) 2012 奈良旅プランヘルパー All Rights Reserved. Designed by o2BusinessTheme