聖武天皇

聖武天皇

飛鳥~奈良時代:701年~756年
ゆかりのスポット 東大寺

大仏を造ることに情熱を燃やした、奈良時代でいちばん有名な天皇。東大寺自体の始まりにもかかわっていて、東大寺観光の前に知っておいて損はない人物です。

出家もした奈良時代の天皇

聖武天皇は、奈良時代の前半に25年間在位した天皇。当時としてはかなり長い年数です。天皇になる前の名前は首皇子(おびとのみこ)といって、若いころはけっこう病弱だったとか。天皇になった後は仏教を深く信仰して、ついには出家して、同じ年に娘に天皇の位を譲ります。生きているうちに天皇を退いたのは、男の天皇では聖武天皇が初めて。

大仏と国分寺に救いを求める

聖武天皇のポイントは、仏教を信仰して大仏や国分寺を建てたこと。聖武天皇の時代は、貴族や皇族の勢力争い・天変地異・天然痘の大流行など、ひどいことが続きました。仏教の力で何とかしようとして、全国に国分寺・国分尼寺を建てて、奈良には大仏を造ったとのこと。「どうにかしなきゃ」という強い思いと、信仰心の深さが伝わってきますね。

観光都市・奈良の「生みの親」?

東大寺自体も、幼くして亡くなった皇太子のために建てたお寺がもとになったと言われています。奈良最大の観光スポットの「生みの親」というわけで、東大寺と大仏の歴史を知ろうとすると、かならず初めに出てくる人物です。東大寺では、聖武天皇は大仏にかかわった「四聖(ししょう)」の1人。境内の「天皇殿」まつられていて、ゴールデンウイークに聖武天皇祭が行われます。

ただ、当時の評判は疑問です。いろいろな災難から逃れようと、何度も都を移していますけど、お金も労力もかかるしかなり不評だったようで、結局平城京に戻っています。国分寺や大仏にしても、理想は高くてもお金はかかるわけで、そのお金は税金なわけで、国民にしてみたらたしかに複雑ですよね。

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