吉水神社

吉水神社

義経・後醍醐天皇・秀吉ゆかりの歴史上重要なスポット、吉水神社をご案内。偉人たちが住んだ書院を拝観できるほか、吉野名物・千本桜のビュースポットでもあります。

本殿

2つの門をくぐると、建物が2つ並んでいるのが見えます。左のほうが立派ですけど、吉水神社の本殿は右のほう。ここを皇居としていた後醍醐天皇などがまつられています。

吉水神社は、明治の初めまで金峯山寺の僧坊・吉水院(きっすいいん)だったところで、本殿は護摩堂だったもの。どうしても左にある書院に目が行きがちですけど、まず本殿にお参りしてから進みたいところです。

書院

本殿の左にある、おもむきある建物。「日本最古の書院建築」と言われていて重要文化財です。古くは義経が身を隠し、南北朝時代には後醍醐天皇の皇居になり、秀吉の花見の本陣にもなった「歴史の舞台」。歴史ファンには特におすすめのスポットです。

中には、歴史上の偉人たちゆかりの部屋が残っています。まずは、義経が静御前と隠れ住んだ「義経潜居の間」。となりには、たった1畳の「弁慶思案の間」もあります。次は、後醍醐天皇の玉座があって、秀吉が花見のときに使った「太閤花見の間」。南朝の皇居だっただけあって、内装が豪華です。これだけの歴史の舞台なら当然ゆかりの品々も豊富で、後半は文化財・古美術の展示室になっています。

拝観料:大学生以上400円

中千本の眺め

境内に入る途中、1つ目の門をくぐった右側に、「一目千本」という看板があるスペースがあります。木が切れていて、山並みの眺めが楽しめるところです。ちょうどここから眺められるのが、吉野に4つある桜スポットの1つ、中千本。桜の時期には、山桜のピンクと杉の緑のコントラストを楽しめます。吉水神社ゆかりの人物たちも楽しんだであろう眺めを満喫したいところ。

吉水神社へのアクセス


より大きな地図で 吉水神社 を表示

近鉄吉野駅のりかえ(徒歩3分)千本口駅からロープウェイで3分
吉野山駅下車徒歩15分

近鉄吉野駅から徒歩35分
金峯山寺から徒歩6分

Copyright(c) 2012 奈良旅プランヘルパー All Rights Reserved. Designed by o2BusinessTheme